「ちむどんどん」まめ知識 第63回 その2

昨日のちむどんどんから、もうひとつ。

和彦が手にした父の研究ノート、そこに不思議な文字が書かれていたのにお気づきですか?

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あれは「スーチューマー」という、琉球王朝時代の数字。

漢字やひらがなの読み書きができない農民達が、お金の計算や税の申告などに用いました。

中国の”蘇州号碼”が由来とする説や、漢字の簡略化だとする説もあるよう。

同様に与那国島には「カイダー字(カイダ文字)」という独特な象形文字もありました。

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さらに沖縄には、文字ではなく藁に結び目を作り、その数や形で数値を表した「藁算」もあります。

こちらも明治以前、農民達が作物の出来高や家畜の数などを計算・記録・申告するために用いた物。

それぞれの文字や藁のデザインが実にユニークで、興味がつきません。

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