「ちむどんどん」まめ知識 第13回
今日の「ちむどんどん」より、比嘉家の屋根の上のシーサーです。
家を守る魔除けの一つで、今や沖縄のシンボルキャラクターとも言える存在。
ではそんなシーサーは、いつから沖縄に登場したのでしょう?
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現在のシーサーの多くは焼き物で、玄関脇や門柱に置かれるため「門柱獅子」とも呼ばれます。
しかし明治〜戦前は、瓦屋根の上に鎮座する「屋根獅子」が主流。
屋根職人が瓦屋根を葺く際に、余った瓦と漆喰で作りました。
比嘉家のシーサーも、この漆喰シーサーの仲間ですね。
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さらに昔の琉球王朝時代に、琉球石灰岩を彫って作られたのが石獅子、いわばシーサーの元祖。
個々の家ではなく村全体の魔除けであるため「村落獅子」とも。
1689年、富盛村に置かれたのが始まりで、その後各地に広がったそう。
その姿は、ユーモラスながらプリミティブな迫力も備えています。
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そんな石獅子を現代に蘇らせたとも言えるのが、首里のスタジオde-jin・若山大地さんによる手彫り石獅子。
昔の石獅子同様、珊瑚由来の琉球石灰岩から生まれたユニークな表情は、見る人の心を捉えて離しません。
シーサーの歴史を感じながら、ぜひ一度お手にとってご覧ください😊
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