「ちむどんどん」まめ知識 第74回 その2
終わっていないわけ…ウチの戦争は!
今日の「ちむどんどん」は、優子のセリフが全てでしょう。
沖縄には、戦争の体験を誰にも語れず、心に秘めてきた方々がおられます。
それはあまりにも悲惨だったり、罪の意識に苛まれていたり、心の傷が大きすぎるから…。
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米兵だけでなく日本兵からも暴行され、目の前で家族が殺された。
子どもや女性も徴用され、伝令や偵察・そして特攻までさせられた。
壕の中で泣き止まぬ赤ん坊を手にかけた。
家族全員で自決を試みるも、自分だけ失敗し生き残った。
それらが60年70年経ち、絞り出すように語られる事もあるのです。
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今も道路を工事すれば、不発弾がゴロゴロ出てくる沖縄。
多くの遺骨や遺品が、洞窟に生々しく残る沖縄。
ベトナム・イラクなどでアメリカが戦争を始めれば、沖縄の基地がその最前線に。
戦争を悲劇として”味わう”余裕など、今も沖縄にはなく、そして涙する優子の姿も変わっていません。
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