「ちむどんどん」まめ知識 第74回
今日の「ちむどんどん」では、歌子の唄声をバックに、やんばるの家族や東京の房子・鶴見の人々らが、黄色い紙を燃やしていました。
あの紙の意味と、歌についても説明しておきましょう。
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あの黄色い紙は「ウチカビ(打ち紙)」。
別名「カビジン(紙銭)」ともいい、銭柄が打ち付けてある事からも分かるように、ご先祖様があの世で使う紙幣なのです。
お盆などでこれを燃やすとあの世に送金され、ご先祖様がリッチに暮らせるというわけ。
中国やベトナムなど、アジア各国に同様の風習があります。
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また歌子が唄ったのは「てぃんさぐぬ花」、沖縄の代表的な童謡の一つ。
“親の教えを心に染み込ませ、大切にしなさい”
”朝夕心を磨きなさい“
など、親の情愛や日々精進する事の大切さを説いた、教訓歌。
父・母の心に触れる今回の話に、ピッタリの歌でしたね。
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