「ちむどんどん」まめ知識 番外編 その1
朝ドラちむどんどん、次回から時代は1971年に。
沖縄が米軍に統治されていたアメリカ世(ゆー)も、残りわずかです。
ここでドラマでは描かれなかった、当時の沖縄での出来事を、番外編としてご紹介します。
その1は、宮森小学校米軍機墜落事故。
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1959年6月30日、嘉手納基地を離陸した米軍ジェット戦闘機が石川市内に墜落。
機体は民家を押し潰しながら炎上、宮森小学校に激突しました。
小学生11人を含む17人が死亡、重軽傷者は210人。
校舎5棟・民家25棟・公民館1棟が全焼または半焼という大事故でした。
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炎に襲われ火だるまになった児童らは水飲み場まで走り、次々と生き絶えたそう。
これ以外にも、50〜70年代の沖縄では米軍・米兵によって人々の命と財産が奪われる、悲惨な事故や犯罪が繰り返されていました。
県外に住む私たちこそが、知っておくべき事と思います。
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参考本:「アメリカ世」に沖縄が経験したこと/池間一武/琉球プロジェクト
沖縄における米軍の犯罪/福地曠昭/同時代社
戦後沖縄写真集 0(ゼロ)からの時代/那覇出版社
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