「ちむどんどん」まめ知識 第3回
今日の「ちむどんどん」。
ヤマトゥンチュー(日本人)の和彦君、共同売店でコーラーを買う時「10セントね」と言われ、「これですか?」と慣れないアメリカの硬貨に戸惑っていました。
なぜ沖縄でドルやセントが使われていたのでしょう?
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それは戦後、沖縄は日本から切り離され、米軍が統治していたから。
終戦の1945年から13年間は、米軍が発行した軍票「B円」が通貨でした。
その後1958年にドルに切替わり、日本復帰の72年まで使われたのです。
当時の沖縄の切手にも「3¢」などと表記されています。
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日本から来た和彦が米ドルに戸惑ったのだから、逆に米ドルに慣れた沖縄の人が日本に渡れば、日本円に戸惑った事でしょう。
ちょっとした支払いの際にまごつく沖縄の人を、当時の日本人がどのような目でみたのか…、ついそんな事を考えてしまいます。
参考本:復帰後世代に伝えたい「アメリカ世」に沖縄が経験したこと/池間一武/琉球プロジェクト
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