「ちむどんどん」まめ知識 第2回 その2

今日の「ちむどんどん」その2。

暢子達が食べ損なったお魚のご馳走、どんな料理だったのでしょう?

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これは、沖縄の魚料理でポピュラーなマース煮(塩蒸し煮)です。

魚はたぶんミーバイ(ハタ)の一種。

沖縄の伝統料理では、豚料理の豊富さに比べて魚の調理法はとても少なく、煮る(マース煮/汁物)・揚げる(唐揚げ/天ぷら)・かまぼこ、そして刺身くらい。

では「焼き魚」が無いのはなぜでしょう?

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実は、暖かな海で育つ沖縄の魚の身は脂が少なく、焼くとパサパサになって美味しくありません。

そこで、塩で煮て水分を加え旨味を引き出す、揚げ物で油分を加える、かまぼこで食感アップと保存性を高める…といった調理法が主となったようです(近年人気のバター焼きも油を加える調理)。

参考本:私の琉球料理/新島正子/柴田書店
沖縄ぬちぐすい事典/尚弘子/プロジェクト・シュリ

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ところでせっかくのご馳走も、母・優子の発案で、よそにあげてしまいました。

この優子の「優しすぎる行動」の理由は、那覇で空襲にあった過去や、夜中に泣いていた事と関連していそうですね。

今後、ドラマの中で明らかになっていくのでしょう。




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