「ちむどんどん」まめ知識 第1回
今日(4/11)からNHK朝ドラ「ちむどんどん」が始まりました。
第1回では主人公の母・優子が頭にカゴを載せて登場。
この時、カゴと頭の間に何かを挟んでいたのにお気づきでしょうか?
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あれは「ガンシナー」という沖縄の民具。
藁または竹の皮や月桃の葉などを丸め、ドーナツ型に編んだ物です。
頭にカゴや箱などを載せる際に、安定させたり頭が痛くないように用いました。
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1960〜70年代まで、沖縄では女性が頭で物を運ぶ姿はよく見られたようで、画家の岡本太郎も沖縄を訪れた際、そんな女性の写真をたくさん撮っています。
中には手を添えずにスタスタと歩く人も。
当時の女性達は、頭上運搬で体幹が鍛えられていたのかも😳