「ちむどんどん」まめ知識 第5回
今日の「ちむどんどん」では、父・賢三が「てぃんさぐぬ花」を唄いました。
弾いている楽器「三線(さんしん)」は、今や沖縄のシンボルの一つですが、意外と知られていない事も沢山あります。
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例えば三線には主に七つの型があり、各部のデザインや音にもそれぞれの特徴があるのです。
他にも、
・王朝時代は士族や宮廷楽士が嗜む物で、ほとんどの庶民には高値の花だった
・古い名器には胴と棹を繋ぐ部分に用途不明のヤスリ模様や穴があり、一説には日本刀の影響とも
・棹にはクルチ(琉球黒檀)など希少木材が使われ、胴より棹の方が重視される
・墓から盗み出された名器が、盗人やその後の使用者を次々呪い殺した事も(妖器ハナンダー)
など、様々なエピソードが。
ちなみに賢三の三線は、真壁型(マカビ)か与那城型(ユナー)かな?
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参考本:モモトVol.38 特集三線/東洋企画
三線のはなし/宜保榮治郎/ひるぎ社
古三線に魅せられて/福田八直幸/ボーダーインク 他
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