「ちむどんどん」まめ知識 第18回
今日の「ちむどんどん」より、ライバルの嫌味に「デージ ワジワジーする!」と怒る暢子。
沖縄の言葉で「とってもイライラする!」くらいの意味。
これら沖縄語(ウチナーグチ)も、よく調べると興味深い事がいっぱいです。
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例えば「チムドンドン」なら、チムは肝(きも)のことで「心」の意味(「肝を冷やす」と同様)。
ドンドンは「ドキドキ」で、緊張や期待で胸が高鳴る様子です。
ちなみに、悪い方の胸騒ぎは「チムワサワサー」。
沖縄語の中でも感情を表す言葉や、擬態語・擬声語は特にユニークです(画像参照)。
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沖縄語には万葉集の頃の古い日本語が残っています。
“ちゅらさん”の「ちゅら」は「清ら」が “きよら”→ “きゅら”→ “ちゅら”と変化したもの。
また“は”を “ふぁ”・“ぱ”と発音するのも、日本古語と共通。
那覇も昔は「なーふぁ」でした。
もし清少納言が現代に現れたら、沖縄語の方が通じるかも?😄
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参考書籍/ひとことウチナーグチ/沖縄文化社
沖縄語辞典/内間直仁・野原三義
旅の指さし会話帳国内編①沖縄/嘉手川学
走る日本語、歩くしまくとぅば/石崎博志
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走る日本語、歩くしまくとぅば/石崎博志
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