「ちむどんどん」まめ知識 第36回
今日の「ちむどんどん」で、ラジオから流れた「17才」。
歌子の持つチラシにも書かれた、南沙織のヒット曲ですね。
沖縄生まれの南沙織ですが、デビューアルバムでは鹿児島出身とされ、後に沖縄に直されたそう。
では、そこから見えてくるものは…?
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南沙織は1954年沖縄生まれ(暢子と同い年)、71年春に上京し芸能界へ。
同年6月のデビュー曲「17才」が54万枚の大ヒット。
それまでの”曲に合わせて歌手が選ばれ唄う”形ではなく、”歌手のキャラクターに合わせ曲を作る”というプロデュースが行われ、その意味で元祖アイドルとも言われます。
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当初は鹿児島出身とされるも、翌年に日本復帰を控えた沖縄が注目されると、沖縄出身が強調されます。
NHKの紅白でも「沖縄代表」と紹介され、当時の”沖縄=エキゾチックな南国”イメージの象徴になりました。
それは理想化と排除が表裏一体の視線であり、沖縄の位置付けその物だっと言えるでしょう。
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参考)米軍基地文化/太田省一 ほか
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