「ちむどんどん」まめ知識 第27回

今日の「ちむどん」どんより。

暢子が鶴見で出会った、県人会長夫人・平良多江さん。

沖縄のウージ染めでしょうか、絣の着物がお似合いです。

また髪は丸く結い上げて、頭の上に留めていました。

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この髪型は「カンプー」や「カラジ」と呼ばれ、琉球王朝の時代から続く伝統的なもの。

大きなカンプーを結うには、お尻に届くほど長い髪が必要だそう。

頭に留めるには「ジーファー」という銀や木でできた簪を用います。

昔琉球を訪れたペリー達や、また岡本太郎も、この髪型に魅了されました。

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戦前・戦中は髪やジーファーを資源として献納したり、琉装自体をやめる事が愛国的とされ、カンプーが結えない時代に。

戦後は洋装が主流となるも、祝事や祭祀・芸能の世界では、今も琉装・カンプーが欠かせません。

参照:ジーファーの記憶/今村治華
青い目が見た大琉球/ラブ・オーシュリ ほか





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