「ちむどんどん」まめ知識 第19回

今日の「ちむどんどん」より。

良子が畳んでいた芭蕉布、もう少し柄をよく見せてほしかったなぁ。

芭蕉布に織り込まれた柄=絣模様のデザインは、実にバリエーション豊かなのです。

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例えば、鳥・花・水雲など自然の風物。

豚の餌箱・曲尺・香炉などの道具類。

眉・拳骨・爪、魚の目・犬の足など、人や動物の身体まで。

昔の人々の発想の豊かさ・観察眼の鋭さに驚かされます。

琉球王朝時代の芭蕉布は主に無地か縞模様でしたが、明治以降これらの絣模様が採用され始めたそう。

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芭蕉布は、大変な手間から生まれる素晴らしい逸品。

芭蕉を育て、繊維を取り出し、糸に仕上げる段階だけでも、多くの工程と熟練の業が必要です。

また沖縄戦による被害で途絶えそうになるも、喜如嘉の平良敏子さんらの努力で復興した歴史も忘れてはなりません。

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参考書籍/織りの海道 vol.4 かすり
芭蕉布物語/柳宗悦
琉球布紀行/澤地久枝
雑誌 Coyote 特集 沖縄の夢
喜如嘉の芭蕉布webサイト

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